 | 私の高校生活は、クラスで女子一人という特殊環境でした。 その中で担任の先生は、今でいう超ウザい先生で生徒から「大塚のおっさん」といわれていました。 なにがって、そのみてくれ。9:1のはげ頭によれよれの背広。教え方も電気工学Tってなにいってんだかわからない。 大嫌いでした。
三年のとき突然に私は「大学行く」と宣言。工業高校から進学は当時めったになく、電気課職員室は大騒ぎ。そうでなくてもたった一人の困ったヤンキー娘におろおろの先生たちは、受験科目の補習をしてくれたり、いろいろしてくれました。 大塚のおっさんは、今まで一度も書いたことのない女子大の願書を、推薦文だと思うのですが忘れましたが私のいいとこ、あることないこと(小さい特記事項があれば書いてくださいの欄)書き込んでくれていました。 虫眼鏡で見なければわからないような細かな字で丁寧に書いてくれました。 このときはこんなん書いても受験に関係ないやろ無駄やのにへん。と思っていました。 そして入学手続きのとき、入学金の26万円、いろんなとこから奨学金借りて銀行に振込みにいきました。 大塚のおっさんたら、このときも銀行にまでついてきて、振込み手続きをじっと見ていて、できたら「よかった良かった」って独り言言ってました。 あいかわらず私は、「できるん決まってるやん。うっとしー。」と。
先生ごめんね。 ほんまにごめん。 私は30年もたたんとわからんあほです。
教師の評価をつけるなんて、今だれかがいっていますが、誰が何時つけるのでしょうか。 何年もたたんとわからんこともあると思うのです。
教師の資質なんて何にもいらなくて、どれだけ生徒のことを思えるかってことなんだと今は思う。
ちょっと大人になった私でした。
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