 | 私の中学時代は校内暴力というんですか、たいへん学校が荒れていて、まともな授業なんて受けた記憶がないくらいでした。 窓ガラスも一枚もなく、毎日先生が生徒を追いかけているという風景が日常でした。 その中で、「つんばば」といわれるオバサン先生が異色でした。(辻先生なのでつんばば) つんばばは、みため普通のオバサンなのですが、家庭科の先生で授業はきっちりしていました。当時生徒が座っている授業ってこの先生だけだったかもしれません。 その昔ジュリー(沢田研二だぞー知ってる?)も教えたと言っていたっけ。 荒れている子どもも、なぜかこの先生には一目おいていて、つんばばの言うことは、おとなしく聞いていました。 調理実習のことです。後片づけのあと流し台をつんばばがのぞいて、ほんの指先ほどの残菜が残っていたのを、厳しくチェックして、「あーそんなとこまでせんとあかんのやー」と片付けて、ヤンキー真っ盛りの子どもたちが、ひとしきり充実感に浸ったのを覚えています。 つんばばは特に見た目が恐いわけでなく、人を威嚇するようなことも言わないししない、だけどまともなことをちゃんと言う。 当たり前のことを当たり前に言える威厳のようなものがあったのかなと思います。 そんな大人になりたいとは思ってはいるのですが・・・・。 久しぶりに!?流し台の掃除をしてそんなことを思い出した、人を威嚇しまくりの私でした。
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